長年頑張ってきた仕事をリタイヤ。やっとゆっくりと“自分の時間”を楽しむチャンスがやってきました。しかし、いざ時間ができてみると、何をすればよいのか分からない……、することがなくて落ち着かない……、なんていうことはありませんか? 今回はそんなシニア男性におすすめの習い事3つを紹介します。
集中力や姿勢改善にもつながる「書道」
パソコンが普及して、なかなか直筆でものを書く機会が減ってきた現代。しかし、日本の伝統文化である「書道」の人気は衰えません。
自分のペースで習得することができる書道は、精神統一をして集中力を高め、背筋をシャンと伸ばして上半身の筋肉を使った、正しい姿勢作りにも役立ちます。
また、書道の延長線として「デザイン書道(商業書道)」と呼ばれるものがあります。これは、完成した作品にCGを使ってデザインを加えていく形式のもの。お店の看板や広告などに使われることも多いデザイン書道は、大会やコンペもあるので、「デザインを楽しみながら、スキルアップしたい」という人におすすめです。型にとらわれすぎないデザイン書道は、作る人の個性がキラリと光る習い事です。
「和食料理教室」でお酒に合うおいしいおつまみを自分で作ろう
毎日のお酒のお供に、おいしい“おつまみ”が欠かせないという人は、男性向けのお料理教室に挑戦してみてはいかがでしょうか? 毎日仕事に追われる日々のなか、今まできちんと料理をしたことがないという人でも大丈夫。
そんな男性でも気楽に通える、男性向けのお料理教室がたくさんありますよ。お魚のさばき方や揚げ物の揚げ方といった基本を教えてくれるものから、「おつまみ教室」や「手打ち麺教室」など、テーマが決まっている教室もたくさんあります。
インターネットで「男性 料理教室」と検索してみると、実にたくさんの検索結果があがってきます。さらに自分の住んでいる地域を入れて検索してみれば、気軽に通える距離に楽しいお料理教室が見つかるかもしれません。
例えばこちらの「Men’s Kitchen Style」。男性専用の教室で、ギョウザやシュウマイ、イカを使った惣菜、キムチ作り教室など、おつまみにぴったりのおかずが勢ぞろいしています(メニューは随時変更しています)。課外授業として「築地見学ツアー」や「BBQ」などの楽しいイベントも開催しているようなので、同じ趣味を通して出会う新しい友人もできそうですね。
こちらの「ベターホーム」のように、初心者の男性でも安心して参加できることを売りにしている教室もあります。先生の指導の元に丁寧にノウハウを教えてもらえるので、料理の腕がメキメキと上がっていきそうです。
指先運動で脳も元気! 魅力の「津軽三味線」
和楽器の音色を聴いていると、心が落ち着き浄化されるような気分になりませんか? 尺八、三味線、琴、太鼓など、さまざまな種類のある和楽器は、1人でも大人数でも楽しめる魅力的な習い事です。和楽器のレッスンは、数人のクラスで習うタイプから個人レッスンまで豊富にあり、楽器には触ったことがないという初心者でも安心して始められます。
さまざまな和楽器の習い事のなかから、今回特におすすめしたいのが津軽三味線です。独特な力強い音色は、妖艶さや明るさ、そして悲しみや寂しさまで、多くの顔を表現することができるといいます。聴く人の心を揺さぶる津軽三味線は、同じ曲を弾いても演奏者のオリジナリティーがしっかり出るそう。弾けば弾くほどその楽しさの虜になるのだそうです。どことなく切なさを感じさせながらも、力強く響き渡る津軽三味線の音色で、聴く人の心にも素敵な印象を残してみませんか。
楽しくやりがいがある習い事で元気な毎日を
リタイヤした後も元気で幸せな生活を送るためには、「楽しい」「やりがいがある」と思えることを見つけることが大切です。昔からやりたかったことに挑戦するもよし。全く新しいことに挑戦するもよし。意欲的にいろいろなことに挑戦してみましょう。
夫婦で習い事をしたり、孫と一緒に習い事を始めたりするのも、充実したシニアライフの過ごし方としておすすめです。
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