もっとアクティブに楽しみたい!「おとな流Twitterの楽しみ方」

世界中に多くのユーザーを持つTwitter。日本国内はもちろん、海外に住む人たちともつながることができる魅力的なコミュニケーションツールです。しかし、興味を持って登録してみたものの、「失敗するのが嫌であまり投稿ができない」「つながりたい人をTwitter上で見つけられない」など、ハードルや難しさを感じてしまい、結局使いこなせないでいる人もいるのではないでしょうか? 今回は、「もっとTwitterを楽しみたい!」というアクティブな「シニア流Twitterの楽しみ方」をご紹介します。

Twitter(ツイッター)ってどんなもの?

SNSには多くの種類がありますが、今回はツイッターの特徴を紹介します。ツイッターのいちばんの特徴は、匿名で使用可能であること。ペンネームで投稿できるため、自分の意見を率直に投稿することができます。140字という限られた文字数の中で、その時の気持ちや、自分が撮った写真を色々な人と共有。他の人の投稿にコメントしたり、他人の面白い投稿を自分の友人たちとシェアしたりと、多くの楽しみ方ができます。以下に、ツイッターの具体的な活用例を挙げてみましょう。

SNS活用方法1 災害時に活用する

SNSの魅力のひとつは、最新の情報がリアルタイムでどんどん更新されることです。ニュース速報をチェックしたり、災害情報を入手したりするのにも便利。また、実際に災害が起こった際の連絡手段としても、電話回線ではなく、インターネットを使用してコミュニケーションをとるSNSが有利に働くことがあります。

2011年3月11日に起こった東日本大震災でも、ツイッターが情報収集や情報伝達の手段として活躍しました。ユーザーは揺れが起こった際の状況を投稿・確認したり、電話や携帯の通じない状況での家族の安全の確認を行いました。また、テレビやラジオがない状況下で、避難場所や食べ物・物資の配給に関する情報を広げることにも、多くの人がツイッターを利用したのです。

 

SNS活用方法2 さまざまな情報の収集

ツイッターは、自分がフォローしているユーザーからの情報が常に流れ込んできます。「ニュースをリアルタイムでどんどん知りたい」「役に立つ情報を届けて欲しい」「趣味に関する情報を集めたい」など、自分の目的に合わせた情報収集を簡単にしてくれるのです。

電車の遅延情報といった、日常生活に役立つ情報もツイッターを通じて得ることができます。自分が利用する線のフォローをしておくと、遅延の情報や悪天候による運休といった情報が、駅まで行かずに得られるようになり、とても便利です。

 

SNS活用方法3 自分の意見や感想をリアルタイムに交換

「ハッシュタグ(#)」と呼ばれる機能を使うと、旅先の人気スポットやテレビ番組の感想などを、リアルタイムで多くの人と交換することができます。たとえばNHKの「あさイチ」を見ながら、感想や話題をつぶやきたければ「#あさイチ」と自分の投稿に含めます。そうすることで、あなたの投稿が今あさイチを見ている人々の目にとまるようになるのです。

SNS活用方法4 世代を超えたコミュニケーション

ツイッターを利用して、世代を超えたコミュニケーションを行なっているシニアもいます。現在83歳の高見澤摂子さんは、2010年に孫にすすめられてツイッターに登録。戦争時代の記憶を中心とした投稿を続けています。そんな高見澤さんのフォロワー数はなんと7,000人を超えており、その人気が伺えます。フォロワーの中には20代、30代といった若者たちも居るそう。自分の孫とのコミュニケーションはもちろん、こうした若者の悩みを聞いてあげたり、アドバイスを返信したりしているそうです。

Twitterでコミュニケーションの輪を広げよう!

さまざまな情報収集やいろいろな人とのコミュニケーションが楽しめるTwitterですが、いきなり投稿するのはちょっと緊張してしまう……そんな人は、まずほかの人のツイートを読んでみることから始めましょう。

まずはTwitterのホームページを訪れ、アカウントを作ります(アカウント作成にはメールアドレスが必要です)。アカウントを作ったら、画面の右上の検索欄に好きな芸能人や企業、ブランド名を入力して検索をかけましょう。検索結果のなかに、興味のある人が見つかったら「フォロー」ボタンを押下。すると、その人のツイートが自分のホームページに掲載されるようになります。

Twitterを楽しむために、知っておきたい基本用語は以下です。

  • リツイート(RT):これは自分が「いいな」と思ったほかの人の投稿を、自分が再投稿することで拡散することです。
  • ダイレクトメッセージ:自分を「フォロー」してくれている人と、直接個人メッセージをやり取りすること。許可した人以外からはメッセージが来ないので、迷惑メッセージは来にくいです。
  • 引用ツイート:ほかの人のツイートを引用として含めて、それに自分のコメントを追加して行うツイートのことです。
  • 返信(リプライ):気に入った投稿にある「返信」ボタンを押すと、その投稿に対するコメントが可能に。そうすると、自分のコメントの前に大もとの投稿をした人の名前(ID)が入り、その人に対するコメントであることが伝わります。

人とのコミュニケーションで生活にハリを!

家族や知人とのコミュニケーションや、重要な情報の発信源として活躍するツイッター。近くにいる人から遠く離れた場所にいる人まで、密につながることができ、人とのコミュニケーションを活発にしてくれます。人と触れ合うことで、毎日の生活にハリを与えてくれる存在といえそうですね。

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参考:

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